約 2,979,768 件
https://w.atwiki.jp/imewho/
こちらは、Pixiv内身内企画 IMAGE WARSのファンページです。 本編の内容に残酷・グロテスクな描写を含みます。 あらすじ 雨が降りやまない国、通称「ネバーレイン」には、世界を揺るがす程の大きな秘密が隠されている。 その秘密は、10年に1度、1日だけ訪れる晴天の日に明らかになる。 その秘密に目を付けたある二つの国は、ネバーレインに軍の精鋭達を派遣することにした。 『正体不明の何か』の為に派遣された二つの軍隊は、『正体不明の何か』を横取りされないために、小さな戦争を始める。 晴天の日は3か月後に迫っていた。 参加条件 企画元様【http //www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium illust_id=40374815】
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/10655.html
【検索用 EverMyTears 登録タグ 2008年 AO E NexTone管理曲 VOCALOID seleP はねぽち 初音ミク 曲 曲英】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:seleP 作曲:seleP 編曲:seleP イラスト:はねぽち、AO(Ever My...) 唄:初音ミク 曲紹介 曲名:『Ever My Tears』 selePの9曲目。 ミク1周年記念に発表した初バラード。 その後フルバージョン「Ever My...」が発表された。 この曲は、昔作った『Ever My Tears』が原曲です。「大切な人を失った悲しみ…。もう、泣いて、泣いて、涙は枯れてしまいました。」そんな意味を込めて、"Tears"を取り、『Ever My...』となったフルバージョンです。(作者コメントより) 歌詞 (ピアプロより転載) 歩き疲れてた 暗闇の中で 一人泣いていた ずっと泣いていた あなたは笑ってと 言っていたけれど もう届かないの… 叶わないの… 寒い夜に あなたを抱きしめて 微かな温もりを 感じていたくて 時は今も 刻み続けている 別れたくないのに 何故… 振り返れば そこにあなたが 笑っていつも 楽しかったけれども あの日には 戻れない ただ泣き続けていた… 歩き疲れてた 暗闇の中で 一人泣いていた ずっと泣いていた あなたは笑ってと 言っていたけれど もう届かないの… 叶わないの… 冷たいこの手を ただ握りしめて 楽しい思いは ずっと忘れない あなたとの時は この胸に今も 刻み続けてる 一緒だね… 暖かな日差しの中で二人 肩を寄せ合ってた 幸せな時が いつまでも続くと信じていた あたり前と思ってた もうあなたはここにいない 失って初めて気づいた大切なものは あなたのそばにいるだけでよかったの lalala... 思い出は今も この腕の中に 優しい記憶と 暖かな世界 心の中では あなたは今でも 笑い続けてる いつまでも 寂しくはないよ 空の彼方から 私を今でも 見守ってくれる あなたが望んだ その願いを今 抱きしめ続ける 永遠に… コメント メロディーも歌詞も凄くいい!…泣けます( p_q) -- ゆき (2011-04-10 14 04 02) この唄の歌詞見てるだけで泣いちゃう・・・はぁ・・・・ -- 良太 (2015-02-04 18 40 44) 切ないですね・・・もっとこの曲は伸びるべきなのでは? -- 名無しさん (2015-02-22 17 23 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/ls2014/pages/68.html
【魔法少女リリカルなのはシリーズ】 原作把握に必要なもの 全般 ジャンル 注釈 アニメ(魔法少女リリカルなのは) 1期。1クール、該当キャラは参戦せず アニメ(魔法少女リリカルなのはA s) 2期。1クール、該当キャラは参戦せず アニメ(魔法少女リリカルなのはStrikerS) 3期。2クール 漫画(魔法少女リリカルなのはVivid) 18巻 ゲーム(THE BATTLE OF ACES) 今回の参加キャラはほぼバトルのみ ゲーム(THE GEARS OF DESTINY) 続編。キャラ把握はこちらで。ストーリーのみのプレイ動画もあり 高町ヴィヴィオ ジャンル 登場期間 重要パート 注釈 アニメ(魔法少女リリカルなのはStrikerS) アインハルト・ストラトス ジャンル 登場期間 重要パート 注釈 漫画(魔法少女リリカルなのはVivid) こちらがメイン ゲーム(THE GEARS OF DESTINY) ストーリーモードSEQUENCE2、8、FINAL、ED 2、8 星光の殲滅者(シュテル・ザ・デストラクター) ジャンル 登場期間 重要パート 注釈 ゲーム(THE GEARS OF DESTINY) ストーリーモードSEQUENCE1、2、10、X、ED 2、10、X 雷刃の襲撃者(レヴィ・ザ・スラッシャー) ジャンル 登場期間 重要パート 注釈 ゲーム(THE GEARS OF DESTINY) ストーリーモードSEQUENCE1、3、6、10、X、ED 3、10、X 闇統べる王(ロード・ディアーチェ) ジャンル 登場期間 重要パート 注釈 ゲーム(THE GEARS OF DESTINY) ストーリーモードSEQUENCE1、4、10、FINAL、X、ED 10、FINAL、X、ED ※補足 シークエンスXは後日談でマテリアル三人娘のまた違った姿が見られるが、隠しシナリオの為少々面倒。 ヴィヴィオはTHE GEARS OF DESTINYにも登場しているが、今回の参戦時期はStrikerS終了後のため時期が異なる。(Vividの時系列はStrikerS4年後。)参加シナリオはアインハルトと同じ。 漫画の『マテリアル娘。』については原作一覧に入れるか迷ったのですが、一旦保留にしておきました -- 名無しさん (2014-02-24 00 07 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/matomehameln/pages/88.html
GUILTY GEAR 【作品名】Guilty Gear Xtension―ギルティギア エクステンション― 【作者名】秋月紘 【URL】https //novel.syosetu.org/111488/ 【地雷要素】人型ギア、女オリ主、オリキャラ 【雑感】カタカナかつ原作指定だと二作しかないGG二次の片割れ。ちなみに英字で原作指定だと0件。 元聖騎士団、人型ギアという、正直過去のGG二次では地雷要素率が高かった女オリ主が原作キャラとの遭遇から事件に巻き込まれる話。 良くも悪くも小説版XやXXのような殺伐とした空気感のため最新作のノリを期待すると肩透かしを食らうかも。 またあとがきで補足はしているが、主軸に小説版のネタを据えてる点で結構ターゲットが狭い。割烹にキャラデザあり 【作品名】Guilty Gear スレイヤー問わず語り〜五十日世界紀行記〜 【作者名】むこ 【URL】https //novel.syosetu.org/103236/ 【地雷要素】ドラマCDネタ、一話エタ 【雑感】タイトル通りドラマCDのスレイヤー問わず語りを元ネタにしたオリジナルエピソード。 人間観察に興味を持ったきっかけの話、として投稿された一話だけ投稿されてる。 それ単体で話は独立してるが連載でこの状況は結構二の足を踏む。 スレイヤーの振る舞い、ダンディズムの再現度に関しては、難しいキャラクターな分やや微妙なところ。挿絵あり
https://w.atwiki.jp/mtgflavortext/pages/1285.html
imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (Pale Bears.jpg) "Daughter, on the day you have killed your Pale Bear, then will I give you your true name." ――Lovisa Coldeyes, Balduvian Chieftain アイスエイジ 【M TG Wiki】 名前
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/9004.html
登録日:2009/12/31 Tnu 18 41 08 更新日:2024/08/07 Wed 10 15 51 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 00年秋アニメ 2000年 GEAR戦士_電童 W主人公 アニメ ガルファ ギア コミックボンボン サンライズ ジュブナイル スパロボ スパロボ参戦作 スーパーロボット データ データウェポン ベガママ 電童(スパロボ) ロボット 三重野瞳 両澤千晶 久行宏和 仮面ライダー 佐橋俊彦 名作 影山ヒロノブ 松岡洋子 母 母親強し 福田己津央 良作 進藤尚美 電動 電池 電童 『GEAR戦士電童(ギアファイターでんどう)』は、2000年10月から2001年6月まで放送されたサンライズ制作のロボットアニメ。全38話。 小学生二人が主人公の正統派なストーリー。いわゆるスーパーロボットタイプなのだが、2000年代のこの手のアニメでは変形合体等がない珍しい作品。代わりに「電子の聖獣」ことデータウェポンという獣型のサポートメカを手に入れることにより、武装強化を行っていく。 のちに『機動戦士ガンダムSEED』シリーズを手掛ける福田己津央、両澤千晶コンビがメインスタッフを務めた作品である。そのため、音楽、メカ描写、一部のキャストなどに共通項が見られる。スカイグラスパーを見て本作のセルファイターを思い出した視聴者も多いだろう。 メディアミックスとしては、アニメ初期案をベースにした小説版が全3巻(本編2巻・外伝1巻)で刊行されている。 今木商事氏により『コミックボンボン』にて漫画版も連載されたが、未単行本化。 玩具売上不振という事で打ち切りになったが作品自体は好評で、続編の話があった。この際の『電童2』の没デザインは放送終了後に会員制の公式サイト企画『電童ファンクラブ』にて掲載された。しかし監督がガンダムSEEDの準備があり断ったとのこと。 【あらすじ】 人類を滅ぼそうとする機械帝国《ガルファ》が、地球に侵略を開始した。 星見町に住む小学生〈出雲銀河〉と、その日星見町に引越してきた〈草薙北斗〉は、知り合って間もなくガルファの襲撃に遭遇し、ピンチに陥ってしまう。 襲撃してきたロボットに襲われ、いよいよ追い詰められたその時、地下から地面を破って巨大ロボットが現れた。 そのロボットの名は《GEAR戦士 電童》。 人類が持つ唯一ガルファに対抗できる力だった。 【主な登場人物】 ◆出雲銀河 CV.松岡洋子 主人公右。 星見小学校に通う5年生。考えるより先に動き、あまり物事を深く考えない性格。 電童のパイロットをしてくれと頼まれた時には「電童に選ばれたならばできるということでは?」として当初より乗り気であった。 北斗に比べるとよくも悪くも年齢相応な人物。はじめてデータウェポンを手に入れた時には心の底から喜んだ。子供らしい率直な意見、素朴な疑問を投げかけることもある。 上手くいかないと北斗に責任転嫁して喧嘩になることもしばしば。とはいえお互い素直な性格ではあるので大抵はその話の内に仲直りする。 成績はよろしくなく、0点のテストを何枚も隠していて母親に怒られたことも。授業中に居眠りしたことでその話のきっかけが生まれたこともある。 また放映当時のPC・ITの普及具合もあり、ホームページを「どこの何ページだ?」と聞くなどインターネットのことにも疎い。 母親が営む道場で拳法を学んでおり、時折道着を着て稽古を行っている。そのため、電童の戦闘スタイルは銀河の拳法が主になる。 三人組アイドルユニット『C-DRiVE』の大ファンで、特に「ユキちゃん」が好き。 ◆草薙北斗 CV.進藤尚美 主人公左。 銀河と同じクラスに転入して来た少年。銀河とは逆に思慮深く頭を使うタイプ。 当初多大な危険と苦難を伴うであろう電童の操縦には乗り気ではなかったが、銀河の言葉に心を動かされてパイロットとして決意した。後に銀河が戦意を失いかけた時には自身がかけられた言葉で銀河の勇気を取り戻させた。 ガルファに連れ去られた時も冷静に脱出の方法を考え出して見事にその場から逃げることができた。 小学生なのにやたら電子機器やPCに詳しい。とある事件ではエリスとともに学校へのサーバーへの侵入を試みた。 さらにサッカーなどのスポーツ観戦が好きだったり、見よう見まねで銀河の拳法に合わせられたりと、頭だけでなく運動神経も良い。 ロボットも好きらしく「ニュータイプ」という単語を使ったりプラモデルを作ったりしている。 銀河もそうだが、電童の操縦者になってからは小学生とパイロットの二重生活に苦しむ。特に北斗はどうしても言い訳の嘘が多くなることに罪悪感を覚えていた。 愛犬のジュピターは普段は大人しいのだが、なぜか銀河には懐かずそれが出会いのきっかけとなった。 ◆エリス・ウィラメット CV.鶴野恭子 銀河と北斗のクラスに転入してきた外人の少女。 動物が好きであり、初登場回では飼育当番に遅れた銀河と北斗を説教した。 実はGEARアメリカからデータウェポンの解析にやって来たメンバーで、すでに大学を出ている天才少女。非常に研究熱心であり、歓迎会もキャンセルして研究室に籠ってしまったほど。 休日にはわざわざ銀河と北斗を連れ出し、ギアコマンダーのデータウェポンをずっと調べ続けていた。 同い年である銀河や北斗に対してはやや年上目線で接する。 一応ヒロイン的ポジションだが……。 ◆ベガ=草薙織絵 CV.三石琴乃 仮面で顔を隠した謎の女性。GEARの副司令を務める。 水陸両用バイク〈ワルキューレ〉を駆り電童のサポートのため前線に赴くアグレッシブなお方。ミサイルを飛ばして戦闘を支援したり、時にはVガンダムよろしくバイクそのものを質量兵器としてぶつけることも。 OPを見ても分かる通り忍者のような機敏な身のこなしを誇る。メジャーをムチのように扱い、コマ型爆弾を投げたりと生身のままガルファ機獣と戦う。巨大な敵にも恐れず突っ込んでいく姿は否応なく目立つ。 電童が螺旋城に連れ去られた時にもその帰還のために大きな活躍を果たした。 家庭人としては喫茶店を経営し、得意料理はシチュー。 エリスよりヒロイン要素が多い。 たまに北斗を呼び捨てにするが……。実はアルクトスの皇女であり、北斗の母親である。ちなみに夫と結ばれ、18歳頃で息子を産んだことになる。 ◆渋谷長官 CV.西村知道 GEARの長官で下の名前は不明。かなり太ちょだが実は武術の段持ち。 司令官らしく冷静な判断力を持ち、機獣の出現に際し電童の戦力が十分に整っていない内はあえて発進させないという苦渋の決断を下したこともある。 ◆吉良国進 CV.野島健児 GEARの隊員で気合いたっぷりな熱血漢。 元々電童のパイロット候補だったが、電童が銀河と北斗を選んだためサポートに回る。 セルファイターに乗ってからはハイパーデンドーデンチの追加補充を担当。 ◆浅野愛子 CV.芳野美樹 GEARのオペレーターの一人でお姉さん的な性格。よく遅刻ギリギリになるらしい。 ◆ドクター井上 CV.高戸靖広 GEARの科学者。電童の強化武装や支援メカなどを色々作るがあんまり報われない。 ◆出雲みどり CV.加藤優子 銀河の母親。怒ると怖い肝っ玉母ちゃん。 銀河からは慕われているが同時に非常に恐れられている。 拳法の使い手で道場を開いており、銀河も通っている。 その腕前たるや拳によって木を1本倒してしまうほど。 電童が戦う時の構えが息子と同一だと気付き、銀河が操縦しているのではないかと疑う。銀河が自らの使命を母に打ち明けるのは名シーンの1つ。 ◆C-DRiVE 銀河が大ファンになっているアイドルユニット。YUKI, SAKI,MIKIの3人で構成されている。 『舞-HiME』の鴇羽 舞衣,玖我 なつき,杉浦 碧の元ネタでもある。 アニメ『電童』放送当時は現実の歌手ユニットとコラボレートした企画がサンライズの公式サイトにおいて掲載されていた。 【GEAR(組織)】 電童を保有する防衛組織。名前は『Guard Earth and Advanced Reconnaissance』の略。 ガルファの存在を知り得た“ある人物”により創設され、対抗手段を講じていた。 世界各地に支部を持つ。 【ガルファ】 人類の滅亡を目論む機械帝国。 ◆アルテア CV.中田和宏 凰牙のパイロット。ガルファ皇帝の親衛隊隊長で〈ブラックナイト アルテア〉と呼ばれる。 顔を仮面で覆っており、素顔は不明。 かなりの実力者であり、出撃の度に電童に苦戦を強いらせる強敵。 ◆螺旋城 CV.西村知道 地球侵略の前線拠点である〈螺旋城〉の主。 部下からはお舘様と呼ばれる。 ◆ギガウイッター CV.高戸靖広 三機将の一人。電磁波を発生させられる他、身体をバラバラにして戦う事も出来る。頭部さえ無事なら他のパーツは再生可能。 ◆ギガアブゾルート CV.野島健児 三機将の一人。他の二体を仕切るリーダー各。 身体が液体金属になる。 ◆ギガグルメイ CV.一条和矢 三機将の一人。身体が大きいパワー型。口から強力なビーム攻撃を行う。 ◆チップ達 三機将がデータウェポンを探すため地球に送り出した人間大の小型端末、橋の下を拠点にして活動する。 小型化したせいで、バグって三馬鹿トリオになっている。 とび職の男をコピーしたウィッターは語尾に「ジャン」、ビジュアル系ミュージシャン風のアブゾルートは「ダワ」、前髪を伸ばした大道芸人の容姿を借りたグルメイは「バリ」が付く。 ◆スバル CV.鈴村健一 ガルファ皇帝の息子として育てられた美ショタ。 アルテアの後釜であるGEAR操縦者で、北斗を拉致洗脳してパートナーに仕立て上げた。 北斗との間に奇妙な友情を芽生えさせる。 ◆ゼロ CV.速水奨 ガルファ皇帝の執事的存在。スバルの従者として振る舞う。 普段は白いスーツを着たスキンヘッドの人間態を取る。 戦闘では白いメカに変身し、支援機のベクターと合体した「ベクターゼロ」となって闘う。 いくら倒しても復活する不死身の能力を持つ。 ◆ガルファ皇帝 CV.??? 惑星アルクトスの生態系管理コンピューター。 計算の結果アルクトス人が惑星環境を破壊するという結論に達し、惑星保護の為アルクトス人を殲滅した。 ゼロとガルファ皇帝は相互バックアップの関係にあり、両方を同時に倒さなければどちらかが復活する。ガルファ皇帝のCVも速水奨である。 アルクトス人 【GEAR(機体)】 作中に登場する巨大人型ロボット。電童と凰牙の二体存在する。 圧倒的な戦闘力を持ち、人類側は実質電童一体だけでガルファの侵略を凌いでいる。 動力源は《ハイパーデンドーデンチ》二本。巨大な電池で動いている点は再序盤において銀河と北斗にも驚かれた。 大きな特徴は両手両足に装備したタービン。それを駆使した独特なアクションを行う。高速回転させるとことで敵の攻撃を弾いたり、地面を走行したりできる。玩具ではこの回転力をデータウェポンに伝えることでそれぞれのアクションを生み出している。 主役メカとしてはかなり燃費が悪く、簡単にエネルギー切れに陥る。この点は戦闘に緊迫感を与える要素として効果的に働いていた。後に支援メカであるセルファイターが登場することで継戦能力が劇的に改善され、多大なカタルシスをもたらした。 ◆GEAR戦士 電童 ギアファイター デンドー 本作の主役機。カラーリングは青と白で、二人のパイロットがいなければ動かない。銀河の体術で戦う。 ◆騎士GEAR 凰牙 ナイトギア オウガ 電童と対を成すもう一体のギア。カラーリングは黒と赤。機体構造自体は電童と大差ないが、一人乗りに改造されている。 勿論レーシングマシンでは無い。 ◆ギアコマンダー ギアを動かすのに必要な機器。また、データウェポンの使用にも使われる。 劇中で青、黒、白の三種が登場するが、色以外は全くの同型である。 【データウェポン】 全部で6体存在し、全て揃えれば世界の王になれると言われる『電子の聖獣』。 手に入れる事で電童や凰牙の封印された能力を解放し、インストールすれば武器として使える。 普段はデータの状態となり電子機器の中に潜んでおり、その場所が破壊されると実体化して姿を現す。多量のエネルギーを求める習性がある。このデータウェポンの奪い合いが序盤のドラマを形成した。 エネルギーをほぼ全消費する必殺技〈ファイナルアタック〉も使用可能。強大な威力を発揮するが、電力を使い切る都合上使いどころが肝心。 アニメ放送当時は『コミックボンボン』誌において新規デザインの読者公募も行われていたが、その後は音沙汰なく顛末は不明瞭である。 ◆ユニコーンドリル 求めるものは『信頼』。インストールすると右腕に装備される。 解放される能力は〈ファイヤーウォール〉。 ◆レオサークル 求めるものは『勇気』。インストールすると右足に装備される。 解放される能力は〈ハイパースキャン〉。 ◆バイパーウィップ 求めるものは『自信』。インストールすると左腕に装備される。 解放される能力は〈イリュージョンフラッシュ〉。 ◆ガトリングボア 求めるものは『創造』。インストールすると胴体に装備される。 解放される能力は〈クロックマネージャー〉。 ◆ドラゴンフレア 求めるものは『慈愛』。インストールすると左足に装備される。 解放される能力は〈クラッシュレイ〉。 ◆ブルホーン 求めるものは『知恵』。 インストールすると右腕に装備される。 解放される能力は〈オートプレッシャー〉。 【主題歌】 OP 『W-Infinity』 W主人公の本作らしく、三重野瞳氏と影山ヒロノブ氏が2人で歌っている。 ED 『COUNT DOWN』 本編が終わる間際にイントロが流れ出し、そのままEDに入るという手法は後の「ガンダムSEED」でも見られた。 【外部出演作】 スーパーロボット大戦シリーズには『R』、『MX』の二度参戦。 ハイパーデンドーデンチシステム(補給ではENを回復できない、電池は弾数制で補給で回復しない。つまり電童の補給は有限。利点を挙げると射程が長いので補給よりは楽にできる) FA威力はEN残量に比例。使用後EN10(しかも威力は他のロボの必殺技に比べても普通) データウェポン装備は『変形』扱い(能力はそのDW装備時しか使えない) とデメリットばかり強調されて使いづらく、シナリオの中核を為すせいで強制出撃が多い。 一方で、ほぼ生身(てかバイク)で参戦するベガ母さんはいずれの作品でも激烈に強い。 (回避力が異常に高く、スロットもあるため削り役としてはスパロボ中屈指の性能) 寺田貴信P曰く開発スタッフとしても嫌いな作品ではないが、原作再現などの様々な制約のせいで「スパロボ殺し」な作品らしく、そのせいで再参戦が中々叶わないとのこと。 『MX』におけるフルアーマー形態や劇中挿入歌の実装なども、発売延期によって生じた開発期間の中でかなり無理して入れてもらったらしい。 希望は、僕らの追記・修正さ!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] スバルが女だったってのは本当でしょうか -- 名無しさん (2013-07-05 01 05 46) 一番最初に見たロボットアニメで一番好きなアニメだ。 -- 名無しさん (2013-09-12 14 30 38) 僕の母がこんなに強い訳が無い(北斗) -- 名無しさん (2013-09-21 00 22 19) コロコロのコミックでは銀河と北斗がお別れになってしまうのでTV版がいい。 -- 名無しさん (2013-11-07 18 13 03) ↑ボンボンじゃなかった?今木さんのビーストウォーズの濃いバトル演出とプラモウォーズのお色気演出を足して2で割った感じだったな。 -- 名無しさん (2013-11-07 18 16 22) ↑間違えたボンボンだ・・・・・・。orz -- 名無しさん (2013-11-07 18 19 25) ちなみに続編のプロットはキャラデザの人のHPで見れたんだよな。それによると、アルクトスで開発されたGEARは、実は七体あったとか・・・ -- 名無しさん (2013-11-18 21 22 27) コメ1>最初は女の子っていう設定だったらしいけど、途中で男の子に変更になったーとかなんとか…(うろ覚えですまぬ)。ちなみにその女の子デザインは舞-乙HiMEのマーヤ・ブライスとして日の目を見てる。 -- 名無しさん (2013-11-22 19 58 48) 銀河「おっさん。」吉良国「おっさんじゃない。」のやりとりがまんまSEEDにもあって吹いたな。いやよくあるやりとりだけど。 -- 名無しさん (2013-11-22 21 53 47) 一応アルクトスの姫君のベガさんこと織絵さんは赤ん坊時代の北斗に対し、自ら授乳させてたんだろうか?やっぱり貴人だから乳母さんにさせてたんだろうか? -- 名無しさん (2013-11-22 23 43 32) これ見るとやっぱスパロボ畑の人よね、監督。 -- 名無しさん (2014-01-14 18 17 55) 中田和宏って今はなにしてるんだろう。 -- 名無しさん (2014-01-24 16 48 11) これの続編やってれば良かったのに。 -- 名無しさん (2014-04-29 19 43 20) ↑続編は微妙なかんじになってただろうな。 -- 名無しさん (2014-05-01 16 56 21) 実際メッチャおもしろいんだが監督がアレと言うだけで見る前に否定される -- 名無しさん (2014-05-01 17 00 54) 乾電池を補充しないと戦えないのがネックだな。でも面白かった。 -- 名無しさん (2014-05-01 17 37 24) 1998年始め、バンダイはサンライズに対してエルドランシリーズ四作目の玩具販売を申し出たがトミーはそれを却下したらしい。このためバンダイは独自にサンライズスーパーロボの企画を行い、誕生したのが電童という説が -- 名無しさん (2014-09-14 12 48 07) 地球の自転と逆に -- 名無しさん (2014-09-14 13 18 20) ↑ミス 地球の自転と逆に(脚部のタービンで)走行することでエネルギーを回復 なんてできるわけありません。 -- 名無しさん (2014-09-14 13 21 49) 神砂嵐を見たときに真っ先に電童を連想した思い出 -- 名無しさん (2014-10-17 23 07 53) 劇中に登場した六大機士って、確かコンピューターの用語がモチーフになってるんだっけ?なんだったかな。 -- 名無しさん (2014-12-03 23 20 20) プラモでも出てたな、500円と言う値段で -- 名無しさん (2015-01-13 18 52 19) またスパロボでないかなあ・・・ -- 名無しさん (2015-02-02 08 10 29) 実はデータウェポンが全部揃うとほとんどのロボよりもチートなんだよな。不遇なデータウェポンとかあったからそれらの活躍も見たかった -- 名無しさん (2015-03-02 23 57 11) スバル絡みの嫁云々ってデマだよ。キャラデザの初期案を福田がすぐに却下しただけの) -- 名無しさん (2015-03-04 06 47 01) 主役二人が風呂中の出撃で全裸尻出ししてたな -- 名無しさん (2015-03-12 23 17 27) クロスアンジュでこの作品のネタがあったな -- 名無しさん (2015-06-17 17 24 17) MXではフェニックスエールで毎ターンEN全回復だったからレギュラーだった。同時期に使えるようになったFA電童は空気だったけど -- 名無しさん (2015-06-17 18 04 20) 13話に登場した銀河の父親なんだが、今思えば綺麗なヒルカワだと思う -- 名無しさん (2016-08-04 15 10 25) ↑あの親父、去り際にエリスにキスしていったのはいまだに許してない -- 名無しさん (2016-08-04 15 41 59) エリスが終盤空気化して悲しかった -- 名無しさん (2016-08-04 16 32 35) 電童ってモブを除けば味方側が1人も死んでないロボットアニメの1つだよね -- 名無しさん (2016-08-06 15 52 26) スパロボにまた参戦してほしいなぁ、てか続編作ってほしい。 -- アルタイル (2017-03-18 23 20 09) 福田の作品だからという理由ってだけで内容の良し悪し関係なく嫌う人がいそう… -- 名無しさん (2017-03-18 23 37 02) 主人公の母親がヒロインにして前線エース兼指揮官というのもかなり魅力的! -- 名無しマン (2017-06-19 11 50 35) スパロボMXでしか内容が把握できてないんだけど、フェニックスが荘厳な口調なのは機械神(この場合は電子神て呼んだ方がいいんだろうか?)か何かだからなん? MX神様だらけだったし -- 名無しさん (2018-03-19 13 57 19) 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2018-09-15 17 11 54) 打ち切りではなく縮小やぞ -- 名無し (2019-06-09 19 54 37) 最近のファンタジー路線や組織のない子供の多い明るいスパロボだと子供たちは馴染みそうなんだが、大人側がネックになるんだよな。いい人ばっかではあるんだが。 -- 名無しさん (2019-10-08 09 46 07) 当時小学生だったから俺も電童うごかしてー!って思ってた -- 名無しさん (2019-11-06 19 39 41) ベガさんとみどりさんの強さを見てると、二人を選ぶGEARさえあれば北斗と銀河の電童以上に強いんだろうな… -- 名無しさん (2020-03-20 12 15 30) 20年記念でスーパーミニプラ化するとは… -- 名無しさん (2020-07-14 22 34 24) ↑2 まあ電童の場合、子供の持つ無限の可能性で未来を切り開くことこそが希望だったわけだし(OP歌詞でもふれてる) -- 名無しさん (2020-08-25 12 43 44) ベガママ、ミサトさんと中の人同じどころか年齢同じって明らかに悪意しか感じない件…異星人だから一応ワンチャン -- 名無しさん (2021-04-20 09 22 30) 何か色々とベガママンが見事にいろいろ(フェニックスエールが北斗達に意思を伝える際幼少期のベガの姿を借りていたのもあるけれど)ヒロイン要素を持って行ってしまった作品。……当時の時点でも結構人気あったみたいだけど、某通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんとか見てると、時代が完全に追い付いた気がする -- 名無しさん (2022-12-28 17 16 38) 思えば「ニュータイプ」とか口にするくらいには『ガンダムシリーズ』も見ていたらしい北斗、自分の境遇が「実母がリリーナポジなガンダムW」のようになってると気付いたら何を思ったのだろうか。 -- 名無しさん (2023-12-31 09 53 28) スパロボ参戦率が低いのがなぁ・・・ RのときはBGMいいからレギュラーにしてた MXは技が少なくてでるならR仕様がいいな -- 名無しさん (2024-08-07 10 15 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23338.html
登録日:2012/09/23(日) 07 57 44 更新日:2024/09/25 Wed 23 14 39NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 04年夏アニメ Dears PEACH-PIT SF おっぱい ご主人様 アニメ ディアーズ メロンパン ラブコメ 友達 奴隷 宇宙人 漫画 豪華声優陣 電撃コミックガオ! 鬱展開 ←最終的にハッピーエンド? 『DearS(ディアーズ)』はPEACH-PIT原作のSFラブコメ漫画作品。 全8巻。テレビアニメ化もされたが、内容的には原作2巻までのストーリーにとどまり作品の核心には触れていない。 初期はありがちなラブコメだったが後半は設定的にものすごい鬱展開となりその落差に驚いた人も多いはず。作者曰く「もっと救いのないペーソス溢れる感じの結末を考えていた」がしのびなくなり、結局当初の想定より明るい終わり方になった模様。 【あらすじ】 東京湾に不時着した宇宙船に乗っていた150人余りの宇宙人たち。彼らは敵意も攻撃手段も持たず非常に友好的な性格をしており、まもなく高い言語習得能力で地球人とのコミュニケーションを可能にした。 彼らの宇宙船は現代の科学では解明できない構造をしており修理は不可能。宇宙の難民と化した彼らであったが、そのあまりにも美しく聡明な姿から全世界に一大ムーブメントを巻き起こし、友愛ムードが広がり、ついに地球人としての人権を付与されるに至った。 そして彼らに地球人は名付けた。親愛なる友達―「ディアーズ」と。 【登場人物】 幾原武哉 CV.谷山紀章 自堕落な生活をしていた高校二年生。訳あって一人暮らし。ディアーズがアイドル視されるのを気味悪がり侵略宇宙人ではないかなどと(若干時代がかった)想像をしていた。口も目付きも悪くぶっきらぼうなタイプだが、根はお人好しで誠実な優しさの持ち主。 レン CV.清水愛 ディアーズの少女。空腹で行き倒れたところを武哉に助けられ、自ら武哉を「ご主人様」に選ぶ。日本語をたった一晩で習得したが辞書から学んだため言葉遣いは堅い。 性格は純粋で地球の常識をほとんど知らず、 天然ボケでマイペース。好きなものはメロンパンで寝床は押し入れ。 武哉に名前を聞かれ「レンレンレンナグサランレンシーア・ルルンンレン・ナコラ」と名乗りそこから「レン」と名付けられた。 巨乳。 ミゥ CV.中原麻衣 ディアーズ留学生として武哉の高校にやってきたディアーズの少女。「ですわ」口調が特徴的。当初はレンが留学生だと思われていたために痛い子扱いされてひどい目にあった。一見高飛車だが根はバカ正直で常に大真面目、世話好きな性格をしている。ホームステイ先の老夫婦に可愛がられているためか年寄り臭いことも好む。 初めはレンをライバル視し武哉を馬鹿にしていたが、次第に武哉の不器用な優しさに惹かれていく。レン程ではないがなかなかの乳具合。 和泉寧々子 CV.斎藤千和 愛称は「ねね子」。 武哉の住むアパートの大家の娘で幼なじみ。メガネっ子。喋り方は年寄り臭く性格はクールだが、面倒見の良い優しい性格。ボーイッシュな容姿がコンプレックス。武哉に子どもの頃から好意を持っているがレンやミゥの手前言い出せない。 ドールの衣装を製作する趣味があり手先が器用。「夢見ヶ原りりあ」というHNで活動しておりその道では有名。ローゼンメイデンでも名前が出て来た。貧乳。 幾原菜月 CV.新谷良子 武哉の妹で中学一年生。おてんばでませた性格だが家族想いの女の子。母親仕込みのプロレス技でしばしば武哉をボコる。 レンと同棲している武哉に戸惑い武哉の生活のためにレンを追い出そうとするが最終的に和解。レンに対する敵対心からディアーズがあまり好きではないが、後にキィやニアと普通に友達になる辺り細かいことは気にしないタイプらしい。 ニア CV.田村ゆかり 菜月と同い年くらいのディアーズの少女。身のこなしや宇宙服のデザインが猫っぽく、よくにーにー言っている。 無邪気で怖いもの知らず、若干パーなところもあるが元気いっぱいで前向きな性格を武哉にも気に入られている。先輩のザキを師匠と慕い一緒にトレーニングに励む。ピンポイントに空気を読まない。かわいい。 キィ CV.沢城みゆき ディアーズ本部の使者「ブラックシープ」の役職に就くディアーズの少年。職務に忠実過ぎるため当初は冷たい表情も見せていたが武哉やレンと触れ合う内に穏やかで内気な素の顔もよく見せるようになる。ホームステイ先のクソ坊っちゃんの「友達」になろうと一生懸命なあまり彼からの一方的な暴力に反抗出来ずいつも怪我をしていた。菜月と友達になり武哉に勇気づけられたことで脱却、最終的にはいじめっ子の坊っちゃんとも本当の意味で親友になれたらしい。かわいい。 ルビ CV.豊口めぐみ 女王様のような出で立ちをしたディアーズの女性。ディアーズ本部で「バーカー」と呼ばれる教育係の役職に就いており、フィナが眠っている間のリーダー代行。同じ階級であるザキとしばしば対立する。 勝ち気で真面目過ぎる性格ゆえフィナの代りをこなすことに必死になるあまり強硬な態度に出ることが多く、そのせいで何かとレンたちを苦しめる。最終巻では良かれと思ってしたことで自体が悪化しそうになるなどとにかく難儀。フィナを尊敬しており彼女に仕えることが生き甲斐。 ザキ CV.平田広明 作中では珍しい男のディアーズ。 ディアーズ本部の警護役「バイター」を務めるSG(スーパーガッチリ)系兄さん。ニアの師匠で憧れの存在。無口でマイペースだがレンと武哉の絆を見守り統括者の代行であるルビの強硬姿勢に反抗するなど意外なほど自分の意見を持っている。 野仲を一目見て「ご主人様」に選び仕える。が、めっちゃ嫌がられている。 フィナ 「統括者(ウォッチャー)」と呼ばれるディアーズたちのリーダー的存在。長い間眠りに就いていたが、物語中盤以降にやっと目覚めた。聖母のように穏やかな女性だが真面目な雰囲気とは裏腹に話の途中でも容赦なく爆睡するなど凄まじいのんびり屋。 蜜香先生 CV.井上喜久子 武哉のクラス担任の英語教師。非常に教育熱心で生徒の悩み相談に積極的に乗ってくれるいい先生。 尚且つ美女なのだが極度の露出狂。まともに服を着ていることは少なく授業中も基本的に下着。その下着も点と線だったりするからもうどうしようもない。それでも要所要所で武哉を導いてくれる。 野仲宏史 CV.諏訪部順一 愛称は「ヒロくん」。美形のナルシストで女好きというチャラ男のテンプレのようなタイプで常に女子をはべらせているため男子からは徹底的に嫌われている。遊びでレンにちょっかいを出すが次第に本気で心惹かれるようになる。レンに思いを受け入れられなくても彼女のために奔走するなど根は実直。なぜかザキの「ご主人様」に選ばれてしまい以降は四六時中べったりされてすっかり女の子が寄り付かなくなってしまった。 追記・修正は愛は宇宙を救う気持ちでお願いします △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] クソ坊ちゃんと和解したんだ… -- 名無しさん (2023-08-12 13 31 29) オイヒコェ・・・ -- 名無しさん (2024-09-25 23 14 39) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/sakiop/pages/122.html
659 名前:(^薔^)総裁 ◆KATAQiXexI [sage] 投稿日:2010/08/23(月) 21 47 29 ID LuBXLGJoP 底に行けばいい ファンダと離れて 今は買い漁った 時間に問いかけて 長すぎた寄りに 底打ちを夢見た 異国の株見つめて 孤独を抱きしめた 流れる株価を 時間の風に重ねて 終わらない下落の 吐息を感じて Dry your tears with love Dry your tears with love 元歌:X JAPAN Tears 作詞:白鳥瞳&YOSHIKI
https://w.atwiki.jp/nicoutaite/pages/75.html
作詞:DECO*27 作曲:DECO*27 編曲:DECO*27 歌:ピコ 翻譯:風翊寒‧Haruka Tears In 伸出的手 無法看見前面 睜開雙眼 還是看不到世界 只靠摸索翻弄去感覺 快要受不了了 雜音太強 連自己的聲音都快要聽不到 「噯。你要變成我嗎?」 吞回肚子裡的話語 明明不是一個人 明明大家也在這裡 有人聽到我的歌聲嗎? 流著淚唱歌 我擺動的幅度 就是生存的証明 被舞台的光芒照射著的 那個前方 那張臉孔 因為明白所以哭泣 一直也是如此 只有你願意傾聽我的歌聲 耳邊聽到的是誰在說話 像是把我四分五裂 消失不見 能見度零 很昏暗 依靠的表裡 像是將要輸了似的 我沒有叫你來吧? 這仿如野蠻主義的干預 「噯。你要變成我嗎?」 吞回肚子裡的話語 那味道彷似淚水 連溫度也像極了 踏出走往未來的一步 雖然今天背負著比昨天的更多 明明不是一個人 明明大家也在這裡 有人聽到我的歌聲嗎? 流著淚唱歌 試著努力傳達的聲音 因而與感謝之聲重疊 流著淚唱歌 我擺動的幅度 就是生存的証明 被舞台的光芒照射著的 那個前方 那張臉孔 因為明白所以哭泣 一直也是如此 只有你願意傾聽我的歌聲
https://w.atwiki.jp/true_tears/pages/175.html
前truetearsVSプレデター7 「雷轟丸、石動 純・・・みんなの遺志は受け取ったぁああああ!!!」 炎のように猛った鮮血で丸出しの筋肉を覆ったような体躯。 白い翼を広げたような巨大な目と、顔の下半分を占める裂けた口。 しかし、残虐性の権化のような外見に対してその胸中は、真っ青な空のように高潔であった。 「真実の涙‘TRUE TEARS’!!!」 「・・・涙、お兄ちゃんの・・・」 乃絵はトラックの運転席から、鉄塔の中心にいる紅いモンスターを見上げていた。 しかし不思議と恐怖も嫌悪も感じない。むしろ湧き上がってくるのは・・・愛おしさ。 ずっと離れていた娘に、初めて会ったはずの母親が覚える母性のような。 兄は死んだ。もういない。 ロボットに胸を貫かれ、鉄塔から投げ捨てられ、原型を留めぬほどに地面へブチ撒けられた。 しかし湯浅 比呂美の心に、その肉に、ひとつに混ざって生き続ける。 少女は毒を以って狩人へ転生した。 その礎に兄がいることが嬉しかった。最高の4番だと思えた。 「たかが残骸を纏っただけで何をいうっ!!」 修復用のナノマシンで、ロケットパックを復活させたアームスーツが飛翔しTT(TRUE TEARS)に殴りかかる。 「っ!!」 鉄骨から飛び上がった怪物が、向かってくる高速の機体にしがみ付いた。 「亡骸の意匠を被って、自分が成長したつもりか!!」 鉄塔の中を細い支柱にぶつかりながら、グングンと天辺まで上昇していく2体。 「それこそが愚民の卑劣!矮小!傲慢!そして限界!」 「これは飾りじゃないっ!!」 あちこちに当たりながら、塔の内部に血管のような触手を張り巡らしてTTは巣を作っていた。 その張力が限界まで絞られると、勢いよく飛んでいたはずのマシンは空中にミチミチと引き止められる。 「貴様を倒す武器!その闘いを私は継ぐ!」 ゴム鉄砲の弾のように、地面へ垂直に弾き落とされるアームスーツ。 「おぉぉおおぅううう!!!???」 ドグワラガァアアアンンッッッ 隕石のように大地を抉って墜落するマシン。 しかし、その手にTTを抱え離さなかったため、彼女も相当な衝撃を受けた。 両者はもつれるように転がって、火花の路線を地に描く。 「人間を捨てて化け物に成り下がった裏切り者め!!」 TTの上に乗ったスーツが高速震動カッターを腕から展開して、首を狙う。 「それは違うっ!」 首の筋肉を変形させ、骨折気味に曲げてカッターをかわす比呂美。 刃は地をバターのように溶かして突き刺さる。 「どっちも守る!」 ジャキンッ 腕に仕込んだプレデターのリストブレイドを発生して、横凪に迫るカッターへ交差させる。 「人も!獣も!どっちも私!」 大陸プレートがせめぎ合うように超圧力でカッターとブレイドが拮抗する。 「理屈に押されて、嘘をつきたくない。力に呑まれて、今を逃げたくない」 アームスーツのマスクが比呂美の額を押し潰してくる。 「逃げるさ、何度でも。弱いんだからなぁ!」 カッターがじりじりと彼女のブレイドを圧迫して首筋に迫る。 「そう。私は大切なことから・・・逃げて、隠れて、忘れてきた」 TTの額がグッとスーツを押し返す。 「だけど今は一人じゃないっ!!」 ガキィッ! TRUE TEARSのブレイドが強化外骨格のカッターを叩き折った。 「なにぃっ!?」 怪物の蹴りが覆いかぶさったアームスーツを跳ね除けると、 即座に立ち上がった両者がガッチリと組み合う。 「全部殺してやったわっ!誰もこのオレ様に敵いわせぬわっ!」 鮮血の涙に包まれた比呂美の爪を握り締める。 「みんなの記憶が、血が、涙が!今の私にはあるんだ!あんただって倒してみせる!!」 「そんなこと、出来るはずがないっ!!」 機械の豪腕が、比呂美の腕を宙に抱え上げ、投げ落とそうと振りかぶる。 「ぃやってみせるっう!!」 ハンマーのように地上に叩きつけられるはずだったTRUE TEARSは、 空中で渦を巻くようにして腰を回し、その勢いを返して、逆にアームスーツを背負い投げた! 「ぐおぁああああっっ!?」 雪の上を滑るように転がってゆく鋼鉄のマシン。 「ならば見せてやろう・・・強化外骨格の力!!」 立ち上がったアームスーツが全身から蜘蛛の足のようにアンテナ塔を突き出すと、 放出した高圧力電磁波の閃光が徐々に集まり、回転をはじめる。 「貴様のプラズマ砲を今さっき解析したのだ・・・分かるか?」 収束した光源は雷のように強烈な眩さを放ち、大気をブルブルと揺るがすように唸る。 「我が機体は進化する。それは光よりも速い、文明の輝きなのだ!」 医療用ナノマシンによって、破壊されたはずのロケットパックを修復すると、 花火のように一気に空へ向けて飛ぶ上がる。 「いっときの成長程度で追いつけるものでない!」 龍のように天空を駆け抜けるマシンは、雲を切り抜け遥か天空まで達していた。 そこまで到ると停止して、空中に浮遊したまま凝縮エネルギーを精製する。 「全て光となれ・・・」 アームスーツは金色のの粒子を気球のような大玉にして、頭上に高々と掲げる。 その輝きはさながら太陽のように世界を照らし、富山の夜空が日の出のように白く染まった。 「貴様ごとき小娘に、何ができるっ!?」 「なんすか、ありゃ?」 白い粉が舞う繁華街を先に行く丁稚が呟く。 「俺のデビューを祝ってくれたわけじゃなさそうだが・・・」 真っ暗だったはずの夜空が、突如山の向うから日が昇ったように明るくなったのだ。 「・・・比呂美・・・乃絵」 尋常でない現象。それがなにを意味するか知っている気がする。 「え?さっきのコそんな名前だったんすか」 「いや・・・それよりもう一軒行こう」 「綺麗・・・流星かしら?」 ベッドの上で横たわる愛子が囁く。 最初に男と交わったのは、もうずっと昔だ。 どれも技巧に長け、壺を心得た名器の持ち主だった。 なのに何故、経験も白紙同然、拙く幼い彼との触れ合いが、 今までのどんなSEXよりも満たされるのだろう。 「・・・愛ちゃんほどじゃないよ」 傍らで寝る三代吉が返す。お決まりのお世辞。が、彼がいえば価値は2000倍増しだ。 「んもぅっ!・・・ね、浮気しちゃヤダよ?」 「愛ちゃんに言われ、ゲフンゲフン!・・・大丈夫、俺競争率ないから」 彼の胸板に納まると、愛子は母の子宮に帰ったかのように安らぐ。 「そんなことないよ。ちょっと時代が早すぎただけなんだから」 「それ褒めてんの?」 「んん・・・UFO?」 眞一郎の母が、寝床から夜空に咲く光を見る。 夫はもう隣で寝息を立てているが、夜町に出た息子が心配で彼女は寝つけない。 ふと、いつも彼女の身の回りをかいがいしく世話してくれる少年のことが気に掛かった。 都合のいい、自分の衝動を満たすだけの相手。 母とてうぶではない。色町に行ったとなれば、どう言い繕うと、やることは明らかだ。 そんなことは勝手に致せばいいし、病気だけ気をつければ構わない・・・はずなのに。 丁稚が他所の女性の肢体に目を奪われている、それが何故か不愉快だった。 「できるわ!わたしたちならなんだって!!」 比呂美が宣誓すると、呼応するようにシンビオートが震える。 天空から来るおぞましい攻撃をどう迎え討とうか辺りを仰ぐと石動乃絵の姿が目に入った。 「来てたんだ。意外とタフね」 トラックの運転席まで近寄ると、彼女に語りかける。 「あなたもすごい顔だけど、それが素顔っていったら信じるわ」 乃絵も軽く返す。 言われて比呂美は自分が狂気を体現したような奇怪であると気付き、 恥ずかしそうに顔面部分の寄生体を解除する。 「なんだか・・・随分久しいわね」 「実に大した働きだぁ、湯浅 比呂美。いや、TRUE TEARS」 「あなたたちは・・・」 比呂美と乃絵の周囲に青白い電光が人影を描くと、そこから幾体ものプレデターが姿を現した。 比呂美が友情を結んだ雷轟丸と異なり、 彼─プロフェッサー・プレデターの日本語は洋画吹き替え(高木 渉)のように流暢だ。 「君の兄上もだ、石動 乃絵」 プロフェッサーが乃絵に頷く。沈鬱な面持ちになる少女。 比呂美はシンビオートが蓄えた純の記憶(断片的ではあるが)から、事情を察する。 「大分えげつないわね、あなたたちも」 プロフェッサーを睨む比呂美。奇生体がその憎しみに反応しかけるが、彼女はそれを抑える。 「そっちの価値観に立ち入る気はないけど。助けられたわけだし」 ポリポリと顎をかくプレデター。後ろの仲間に合図すると、彼らは透明になって退散していく。 「とにかくあのマシンは我らで処分する。宇宙船からビームでドッロドロにしてやんよ」 「やんよ?」 このプレデター、あんまり人間臭くて却って気持ち悪い・・・とか思う比呂美。 「ん、日本の大型webサイトで使われてたんだが?」 どこ見てんだか、と突っ込みたくなったがグッと押さえて続きを待つ。 「君らも一緒に退避させよう。狩りは終わりだ」 キィイイイイイイイイイインンンン 地上の航空機械とは全く異なる外観の小型船が空中に現れる。 その機動音もせいぜいクーラー程度と恐ろしいほど静かだ。プロフェッサーが船に向かう。しかし、 「まだ闘いは終わってない」 比呂美の顔を鮮血の寄生体が覆い、白銀の牙がニタリと笑う。 思考と感情を共有して力を与えるシンビオートが闘争に歓喜している、 比呂美の威信に一点の翳りもないという、完璧な証明であった。 「ま、いーけど。てこたぁ何かい?アレを倒さなくてもいーと?」 だ、だから・・・中に誰か入ってるだろ?といいたくなって頭を押さえる比呂美。 「え、えぇ・・・強化外骨格は私が倒すわ」 激しくシリアスな雰囲気を阻害されてる気がするが、気にしたら負けだ。 「ヤツの光線を喰らったら富山の土は向う百年ペンペン草も生えないよ」 「へ?」 古臭い表現と裏腹の凶暴な内容に、素っ頓狂な返事をしてしまう。 「負けたらキレイキレイ♪ってこと」 あのエネルギー球にそこまで破壊力があるって・・・。 望むところだ!といってやりたいが、自分だけならまだしも、 生まれ育った土地の全て、見知ったひとも、そうでないひとまでも巻き込む気にはなれない。 「闘って。そしてアイツを倒してきて」 声は比呂美の隣からした。 「石動さん・・・?」 石動乃絵。中学生と見紛う小さな少女が、しかしその決意の瞳は訴えるものがった。 「気にしないで・・・というのも無理でしょうけど、大丈夫よ」 そして比呂美にニッコリと微笑む。こんな笑みを向けて貰えるとは思いもしなかった。 「だってここで生まれたんでしょ?そしてずっとここで育った」 流れがみえないが、コクコクと頷く比呂美。 「そして、この場所に辿り着いたのがあなたなら、ここを背負う資格は存分にあるわ」 悪魔のようになった比呂美の手に、そっと自分の手を重ねる乃絵。 「私にもお兄ちゃんにも、眞一郎にも、市長だって県知事だってそんな無茶は許されないけど でもあなたは戦った。闘って、たかかって(あ、噛んだby比呂美の心)・・・ここまで来た」 ギュッと、奪ってきた命で染まった紅い手を握り締める。 「努力賞とかじゃない。ここで育ったあなたが、ここで起きたことに関わって、挑んで、そしてケリをつける」 乃絵と比呂美の視線が合わさる。 「だったら当たり前じゃない。 これは始まりから終わりまで、富山の、富山人 湯浅 比呂美の戦よ」 どくんっ 「わたしの・・・?」 ゾクッときた。 屁理屈極まれり、といった演説だったが胸にストンと落ちるものがあった。 「そうよ。宇宙人なんかにおおとり持ってかれてなるもんじゃないわ」 そう、とられたくない。 「富山代表 湯浅比呂美」 復讐?けじめ?贖罪?どれも心を動かす要素だが、決定稿ではない。 「県民代表の後見人はわたし 石動乃絵」 この闘いは私から始まった。 あのとき、レイプ犯を殺さなければ雷轟丸とも出会わず、誰も死なずに済んだ。 「これが最後の闘いになるわ」 比呂美は天空を見上げる。目指す先には閃光の塊があった。 「地べたの鳥が飛べることを教えてきて」 あんなものが何だ。機械の羽に、真実の空は舞えない。 「あなたの翼を見せて・・・・・・比呂美!」 覚悟は決まった。 「行くわ、乃絵ちゃん!」 いくつかの下準備を終えた比呂美は、 強化外骨格が撃ってくるであろう荷電粒子球弾を破る最後の仕上げに入った。 「さてと・・・」 まずは鉄塔の麓に立ち、手首から赤い蜘蛛糸を天辺に向けて放出する。 2,3,4・・・と幾度も頂点に結び付けられた糸の束は綱引きの縄のように太く厚くなってゆく。 恐らくは戦車でさえ容易に持ち上げるほどの強靭な張力になったそれの強度をグイと引いて確かめる。 「・・・ぃよし」 それをもう片手で繰り返して鉄塔の先まで伸ばした荒縄を2本作ると、今度はプレデターの槍を展開させる。 「この糸をそのまま引っ張ったら腕が持ってかれちゃうからね」 スピアの両端に2本の糸束を結びつけると、上から更に糸を巻いて補強する。 タコ糸の束のようになった槍を、鉄骨に挟み込んで固定する。 「これで完成・・・。時間は?」 腕の機械をみるプロフェッサー・プレデター。 「一分かね。で、うまくゆくかな?」 宇宙船に乗り込んで半身を乗り出しながら空を見上げる。そこは夜明けのように眩しい閃光を放っていた。 「・・・・・・ん」 一緒に乗り込んだ乃絵も言葉を濁す。 出来ればここで全てを見守りたかったが、邪魔にしかならないのでプレデターたちとともに非難するのだ。 「ごめんね、純くんのこと」 比呂美が先に口を開いた。雷轟丸が殺され激昂した彼女を救うために純は死んだのだ。 その罪は告白せねばならない。 「・・・うぅん、お兄ちゃんは 帰ってきたよ」 雪の道に踏み出したかつての兄は、ヴェノムとなって戻ることはなかった筈だった。 「え?どうゆう・・・」 比呂美にはわけがわからない。今は語る時がない。 「そろそろ離れないと巻き込まれるぞ」 プロフェッサーが乃絵を促す。乃絵は比呂美に向き直った。 「ありがとう」 伝わらない。それでも伝えたい。自分の気持ちを。 「信じて」 寄生体を比呂美へ贈った叫びは紛れも無く、石動 純のものだった。 「お兄ちゃんは本当の4番になれたの、比呂美のおかげで」 視線が交錯する。形にならない感情が混じっては霧散していく。 一番いいたいこと。一番素直な気持ち。 「あなたに会えてよかった!」 思いっきり叫んだ。いい笑顔だった。 いいたい言葉を出す。そんなことがこんなに嬉しいとは思わなかった。 宇宙船が風を巻き上げて浮き上がり、ドアが重くのしかかるように閉まってゆく。 物理的に隔絶された壁は運命をも暗示しているようだ。 「さようなら」 透明になった船がいずこへと消え去ってゆく。 いよいよ、風が吹きすさぶこの地上にいるのは比呂美だけになった。 「あなたもいたわね、ふふっ」 真紅の寄生体に微笑む。応えるように肩から牙を生やした口が生えて、奇怪に笑う。 「乃絵ちゃん・・・」 虚空をみつめる。もう影も分からない。 それでも、今もどこかで見守ってくれているだろう。 雷轟丸も、純君も、ここで奪われてきた皆が見ているのだ。 この結末を。 「じゃあ見てて・・・私の‘変身’!!」 大気を引き裂くような唸りを上げると、 紅い寄生体が比呂美の全身に血飛沫を浴びせるようにして包み込んだ。 全身を引き絞るように剥き出しの筋肉が隆起して、顔面を割るように白い牙が生えてくる。 白く歪んだ目が見開き、猛る炎のようにシンビオートはぐちゅぐちゅと蠢いている。 「TRUE TEARS!FINAL FORM!」 ナイフのように鋭くなった爪で、鉄塔に引っ掛けた槍を掴む。 重力が逆転したような張力がかかるが、グッと堪えると足を鉄塔に携えて全身に力を込める。 「~~~っっっ!!!」 巨大な歯を食い縛って、限界まで槍を引き寄せる。 肩から腕にかけての筋肉がミチミチと音を立てて裂けるが、それでも糸束を張り詰める。 これ以上ない限界まで力が達したとき、TTは足を離した。 全身に降りかかった圧力は想像の遥か彼方先をゆく強烈さだった。 「っっ!!?」 「荷電粒子収縮率98%.限界値到達まであと20秒」 なだらかな女性の声(田中 敦子)のナビゲーションボイスが通る。 遥か天空。雲の上に立ち、太陽の日差しを浴びる強化外骨格。 その手には原発のように巨大な光球が浮かべられ、回転して輝きを増し、形を鮮明にしていた。 「さしものこの高所では手も足も届くまい。この土地ごと焼き払ってくれるわ」 既に十分すぎるほどのデータを回収し、 マシンの自己進化AIは奇跡ともいえる発達を遂げた。 目標の宇宙怪物の武器や標本を消し去るのは無念だが、 この功績だけでも人類史上、最高ともいえる働きなのだ。 「地上から高速の物体が接近。人間です」 「やつかっ!!」 アームスーツが身構える。 どうやって、この超高度まで?まだ見知らぬ装備があったのか? 「キシャァアアアアアアアアアオオオオッッ!!!」 雲の海を紅い人影が高速で突き抜ける。 比呂美は寄生体を鋼のように固めて、叩きつける風圧に必死で耐える。 大気がコンクリートの滝のようにぶつかり、眼球は破裂し、骨は粉々になりそうだ。 永遠にも思えるコンマの時間を耐え、耐え、なお耐え続ける。 鉄塔を銃座、蜘蛛糸をバネ、自らを弾丸にして、 今アームスーツのいる場所へ辿り着こうと必死で意識を保っていた。 「あと10秒,9・・・」 高圧粒子の圧縮精製はクレーンで卵の殻を割るような作業だ。 完成するまではアームスーツもこの位置を移動することはできなくなる。 「7」 全財産を賭けた大穴万馬券の最終レース直前の心境で秒針を見守るパイロット。 「5」 あと数秒で助けがくると分かりながら、虎の檻に裸で正座する気分だ。 「3」 歯の根がカタカタと震え、汗が滝のように吹き出る。自分の鼓動が太鼓のように耳を叩く。 「・・・ィィィイイイシャアアアアアアァァァッゥ!!!」 雲の海をTRUE TEARSが突き抜けて、雄たけびを上げた。 糸を巻いた槍を、鉄棒に腕を伸ばすように乗る。 その目がアームスーツと巨大なエネルギー球を捉えた。 「見つけたぁっ!!」 しかしパイロットもニンマリと笑う。 「0. 精製完了」 コクピットのコンソールが表示した完了の証。既に照準は比呂美をロックしている。 「わざわざ的になるとはな」 「それは・・・どうかなぁ!?」 比呂美が叫ぶ。 そのとき、地上で青白い閃光が弾け、突風が大気を薙ぎ払った。 「地上で高エネルギー爆発を確認。大型の物体が接近中」 「なにぃっ!?」 パイロットが下方を仰ぐ、必要はなかった。 雲の海から潜水艦でも浮上するように、巨大な三角推の鋼鉄が姿を現したのだ。 「あれはさっきの鉄塔!!」 数分前、比呂美は鉄塔が大地に根を下ろす4本の足をプラズマ砲で焼き切っていた。 地面に立つだけになったそれの根元にプレデター伝家の最終兵器、高エネルギー爆弾を設置する。 爆発後、綿密な計算のもとにアームスーツへ向かって飛んでいくよう調整すると、 最後に自らがその巨大な槍の誘導係りとなるべく先行したのだ。 「消えろぉ!!」 アームスーツが荷電粒子砲を兆速発射する。 天に道を作るように光の渦が比呂美に向かって直進する。 が、彼女は猛烈なパワーを受けて跳ね上がってきた塔を、 先端に結び付けた蜘蛛糸によって方向を操った。 「いよっっとぉ!」 今度はその力に引き寄せられるようにして、鉄塔に吸い寄せられると、 その内側に潜り込んで、塵も残さぬ光球をかわした。 狙うは強化外骨格、その正面を捉えた。 「いっけぇええええ!!!」 いまや、天を突く鉄塔は比呂美の巨大な船と化した。 「甘いわぁっ!」 アームスーツの電磁波塔が輝くと即座に第二のエネルギーが集まり輝いた。 「回数を分けたんだよぉっ!」 月のように巨大な光が比呂美のいる鉄塔に向けられて発射された。 間をおかない連射で焼ききれる電磁波アンテナ。が、その一発で十分だった。 比呂美にはむろん方向転換などあるはずもなく、正しく飛んで火にいる何とやらだ。 ズズズズズズ・・・・・・・ 「ハハハハハハハハハ!!!!」 自殺同然に火の玉に突っ込んで鉄塔の槍は消え、アームスーツに届くことはなかった。 光に消えるTRUE TEARS。 「勝ったぞぉーーー!!!!」 「ん?」 ふと遮光バイザーから見る高圧粒子火球の輝きに、黒点が見えた。 「圧縮粒子率不安定。内部から干渉されています」 とのアナウンス。そのとき、青白い火花を散らせながら巨大な突針が飛び出した!! 「ぐぅぬあっ!?」 アームスーツを突き刺す正体不明な透明な塊。 頑強かつ柔軟な装甲によって串刺しは免れるが、太股に突き刺さった先端はドロドロに溶解して固まってゆく。 「い、いったいなんだ?」 慌てることはない。この箇所のパーツを分離させれば・・・が、その思考は眼前の光景に目を奪われた。 火球が前身して遠ざかり、徐々にその内部から姿を現した矛の正体は、 半透明になって青白く輝く鉄塔だったのだ。 「馬鹿なっ・・・!粒子エネルギーを中和する電磁フィールドを作ったのか!!」 そんな筈はない。透明化はやつらの擬態能力のためじゃなかったのか? いや待て、この力はやつのプラズマ砲を無力化したアームスーツの進化と似通っている。 「まさか、本来の力はビーム兵器を防ぐためか!!」 電磁スクリーンによって空間を歪めて姿を隠す透明装置の本来の機能とは、 プレデター同士か同等の敵か、その技術が奪われたとき対抗するための防御線。 プラズマ砲を最強の矛とするなら、透明装置は究極の盾。 「この展開も宇宙生物たちは予期していたというのかぁっ!!」 比呂美が発想に到ったのは、アームスーツがプラズマ砲を防いでいたこと。 そして、シンビオートの弱点の金属音をプレデターの鎧が防いだことで、 空間を曲げる力に気付いたのだ。 しかし電磁スクリーンを纏っただけでは、巨大エネルギーの塊に包まれれば出力が足らず、 焼き焦げて塵も残らないだろう。 だから鉄塔を媒体に、プラズマ砲の火力を全てシールドに注いで巨大な要塞を作ったのだ。 「AIの知性に溺れて、考えることを怠ったんじゃない?」 透明スクリーンのなかから真っ赤な肉体が立ち上がった。 アームスーツを貫く鉄塔を守る出力が落ちて、幅の広い後方から溶けてゆく。 「万事を尽くして、絶命を克服する!それがプレデターなのよ!」 紅の怪物が鉄塔の上を走った! そのまま一心に、その先端に固定されたアームスーツへ向かって駆けて行く。 後を追うように足場は崩れ、炎が迫る。 「所詮は浅知恵!進化するマシンに敵うわけがないっ!!」 アームスーツが全身の装甲を解放すると、小型ミサイル、機関砲、火炎放射、 全ての兵器を比呂美に注ぐ。まさに破壊の嵐だ。 「トゥルゥー・ティアァズ!マキシマムゥ!」 怪物の全身が爆発したように膨張した。 シンビオートが数千、数万か限りない触手を張り巡らすと、その一本一本が蛇のようにうなり 牙を並べて銃弾の雨を喰い尽し、炎の風を飲み込む。 「なぜ死なぬぅっ!?」 鉄塔が完全に崩れ落ちる。 そして寄生体の鮮血が波のように混ざった中から、武装した少女が飛び上がった。 朝陽が昇り、輝く日の出を背負った少女は、ぼろ雑巾のようになった寄生体を被り、 手足にはプレデターの鎧を纏って、腕のリストブレイドを左右に掲げた。 「心の翼を折らない限り!!」 刃を伸ばして両手を広げた姿は、天空に翼を広げて飛翔する鳥を想起させた。 「闘い続けることができる!!」 しかし、強化外骨格のパイロットアームが左右から来るブレイドを殴り飛ばした。 刃は粉々になり、かばった比呂美の左肩が外れて、肘の骨が肉から飛び出した。 「そんなもの、力の前では無だ!!」 もはや殆ど寄生体が死んだ筋力では、完全に圧倒されてしまう。 ジャキキキンッ 力ない手の平に仕込んだレイザーディスク─円盤状のカッターを展開して手裏剣型にする。 「屈っしはしない!!」 CDをセットするように、回転する円盤をパイロットアームの手首に滑り込ませた。 「ぬぉあああっっ!???」 装甲がパンを切るように綺麗に剥がれて、中身がむき出しになる。 「どんな痛みも・・・」 糸が縮まって鉄塔の先端にくっついていた槍は、アームスーツの足に突き刺さっていた。 それをかろうじて動く右腕で拾うと、頭上で回転させて引き伸ばし構える。 「苦しみにも・・・」 全ての武器は破った。比呂美が牙を見せて、アームスーツに振りかぶった。 ガコンッ マシンの胴体が口を開けるように上がり、スピアの先端が跳ね除けられた。 「なっ・・・」 と、比呂美。今まで激突してきながら姿を見せなかったパイロットが出てきた。 パンパンパンパンパンッ 比呂美の額に向かって拳銃が何発も火を噴いた。 通常の寄生体だったら防いげたが、布切れ同然の今では惨状となった顔を覆う程度しかできない。 悪魔の仮面に穴が空く。 「残念だったな、あと一歩、しかし一歩届かない」 筋骨隆々とした剥げ頭髭面の男がコクピットから出てくると、アームスーツにまたがったまま 立ちすくむ比呂美の亡骸を蹴り落とす。 「グッバイ♪」 地面に落ちてゆくそれを見下げるパイロット。 果てしなく広がる雲。その遥か下には大地。 いない。 「・・・?」 身を乗り出して窺うと、足元で少女の指がアームスーツのつま先を握っていた。 枝にスーパーの袋がひっかかるような儚さだが、確かに生きている。 「馬鹿なっ・・・不死身か!?」 ズルリッ 「あ、生憎・・・面の皮が厚く、て・・・」 比呂美の顔面に張り付いていた寄生体の残滓が崩れ落ちる。 そこにあったのはプレデター雷轟丸のマスクだった。 怪物のデスマスク。それが彼女の命を救った。 「ならこれで終わりだ」 パイロットが比呂美の手に狙いをつける。 しかし、それをこそ待っていた。 「いいえ」 バシュンッ! 比呂美の腕に備えたガントレットから、ネットランチャー、鋼鉄線の網を発射した。 「のわっあ!」 網に全身を包まれ、バリケードのようなワイヤーで皮膚が千切れるパイロット。 壁に打ち込むべき杭が、全身に突き刺さって網を巻き上げ、締めつける。 「ぎゃぁぁあああっっつ!!??」 ネットを完全には射出せず、ガントレットから伸びた網で捕らえたパイロットを確認すると 比呂美は空中に浮遊するアームスーツから手を離した。 たまらず、全身に食い込むワイヤーに裂かれながら比呂美の手を掴むパイロット。 「正気か貴様ぁっ!道連れに・・・ぐぁがっ!・・・死ぬなど・・・げぎぃ」 撃たれたショックで前後上下も不覚なのは比呂美にとって幸いだった。 高所に対する恐怖を感じることもなく、グラグラと身を揺すってパイロットをギリギリと苦しませる。 「あなたも泣くといいわ」 今度は振り子のようにブラーンブラーンと身を揺する。 「おおおれの、ぎぎぐ!働きはっ・・・人類の多大な、がばっ!は・・・発展に貢献、ぞるだ!」 パイロットの全身に十字の傷跡が刻まれてゆく。 「それが真実の涙」 転落の恐怖がパイロットを支えていたが、サイコロステーキになるのは止めようがなかった。 「こんな・・・ひひっ・・・筈ではっ・・・げむむ」 ワイヤーを伝って、パイロットの血が滴ってくる。 「それがTRUE TEARS」 骨まで線が達し、きりきりと悲鳴をあげる。 「無念の命」 だんだんと血の滴りが増してきて、パイロットの呻きが霞んできた。 ブルブルと震え、断末魔の準備が整う。 「じにだぐな・・・げげげ・・・ごろず!貴様っぼ!ずばばば!ぢぃいいふ!ぼぼぼううけん・・・・」 ミチミチと肉と骨をを刻む音だけが、アームスーツの上から聞こえてくる。 さっきまでは2人いた。今は一人になってしまった。 「あなたの哀しみも私が負うわ」 それは生き残ったものが背負い続ける死者の雫。 業はやがて抱えきれないほど溢れ、ゆっくりと私を溺れさせる。 「私の涙は・・・行き着く先もなし」 太陽が眩しい空の上でひとり呟く。 見渡す限り、誰もいない、本当に誰も。この世界で自分だけだ。 命を奪うことで得る充実。その引き換えに、勝ち続けたものが至る最期。 心を分かつものを奪いつづけ、たったひとり孤独のなか朽ちてゆく。 もはや力を込めてるのか、筋肉が硬直してしまったのか。 手足の感覚はとうに消え、意識も半ば朦朧としてきた。 ブチッ・・・ブチブチブチブチチチッ 何かが断ち切れる音が続くと、頭上から赤いサイコロ片がポロポロと降ってくる。 重石が解体され、アームスーツにぶら下がっていた比呂美も解き放たれた。 人形のように足掻くことないまま、その身は宙に投げ出された。 戸惑いのない様は、他人がみたら熟練のスカイダイバーだと思っただろう。 気流の風が吹きつけ、体が持ち上がりながら落ちてゆく。 (・・・雷轟丸、純くん、乃絵ちゃん・・・私・・・勝ったのよね?) 眠い、なんだかとても眠い。 寄生体が吹き飛ばされたときに、自分はもう死んでいたのではなかろうか。 このまま、天空で息を引き取るのか、地面にぶつかって息絶えるのか、どっちが早いだろう。 できれば前者がいいなぁ、と思いつつ比呂美は眼を閉じた。 ───22年後 「いらっしゃいますか~?」 インターホンを鳴らす音。小鳥の囀り。 カーテンの隙間からさす朝陽。転がる目覚まし時計。 「はぁ~い、待って待ってぇ・・・」 冷えた廊下をペタペタと裸足にスリッパで歩きながら、玄関に向かう。 「おはようございます、石動先生!」 嫌味なくらいに元気な挨拶。こっちは徹夜だってのに・・・。 「じゃあコレどうぞ・・・お願いします。お茶でも出したいけど、次の曲の〆が昼までなんで」 「お預かりします。ありがとうございましたー!」 バタンッ・・・ あー、帰った帰った、しっし 長い月日が過ぎ、日々の忙しさに右往左往する私には あの日の、人生の分岐点を思い出すこともめったになくなっていた。 それほどまでに日々は移ろい、人も歳をとり、変わらないのは空だけか。 「ここ私の家じゃないんだけど」 「知らんがな」 そういってプロフェッサー・プレデターは私を母の家の玄関に置き去りにした。 そのときはまさか、もう富山の土を踏むことはない、などと思いもしなかった。 ということで突然ワープして乃絵の未来。 ttVSプレデター世界後なので本編とは関連なしっす 仕方なく数日だけ世話になるつもりだったが、 兄は殺されていたし、その遺体の惨状はあの母ですら寝込むほどで、 とても帰る気にはなれなかった。 それにあとになって気付いたが、湯谷の会社に私のことが知られるのは不味かった。 命に関わるほどに。亡き後も兄は私を救ってくれたのだ。 結局、それからは隠れるように東京で生活することとなった。 「乃絵ちゃんだよね?かわいいなぁ・・・よろしくね!」 それから私は自分が平凡だと知った。 富山で奇人変人の名を欲しいままにしていても、こっちにくれば真っ当な部類らしい。 東京は冷たいが、変わり者には住みやすかった。 あれよあれよと友達を作り、予備校に通って、大学進学・・・ならず浪人。 数年はブラブラしたが、その間に趣味で始めた作曲と 進路希望の戯れに選んだ音楽の糸が繋がってきて、専門学校に入学。 世間ずれしないセンスが嵌ったのか、もちろん努力と根性も込みで、道を切り開いた。 「あなたの曲でいじめから立ち直れました!」 気がつけばそこそこにファンと仕事もつき、野生児のようだった私も今では立派な社会人。 とはいえ結婚はまだいしていない。 現在も処女記録を更新しつつあるなど、変わらない部分も結構あるわけで。 ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるわけじゃなし。 器なりに身をたてているのが今の私だ。 そうそう、当事のことを振り返ろうにも、 ここにいるとあの町の噂もとんと聞かなくて、忘れてしまうのを誰が責められようか。 かつては世界の全てだったあそこも、今は遥か遠い思い出だ。 まぁもともと交友関係も広くなし、悪い噂の身の上となれば、縁もなくなるというものだが。 ただ黒部 朋与、奇縁というべき彼女とは親密にしていた。 なぜかといえば、彼女は比呂美が失踪した縁で親しくなった眞一郎と結婚した、 まではいいが、ある日離婚して何故か私の家にやってきたのだ、子連れで、しかも2人。 他にたくさん友達もいるだろうにと思ったが、そうでもなかったらしい。 仲上に一度盾突くと本家にはその気がなくても、その周囲が許さないのが名士たる所以。 友達からも村八分を喰らって、縁も所縁もないことには定評のある私に縋ってきたのだ。 以来、かつての険悪が嘘のように(女って分からないと同性ながらしみじみ)打ち解け、 朋与がこっちで再婚した今もよくさせてもらっている。 今では成人した彼女の子達もよく懐いてきて、我が子のように思っている。 で朋与から聞いた話では、三代吉くんと愛子さんは結婚して子沢山とか。 仲睦まじくやっているようで何よりだ。 朋与親子が路頭に彷徨ったときも、彼らだけが助けてくれて、 東京の私を頼るよう助言したと聞く。 ていうか私には断りなしか。 まぁ聞いたら断っていて今の関係もなかったので感謝している。 眞一郎のお父さんは腎不全で死んだときく。私が富山を出て半年後に。 比呂美を失った罪悪感は相当だったらしい。 比呂美のことを伝えるべきだったかは今でも分からない。 お母さんのほうは、働きに来てた坊主の少年と結婚したそうな。 眞一郎は・・・絵本作家やデザイナーなどをこなしつつ、そこそこに生きているらしい。 一度、地元で作った彼のアニメの作曲オファーがあったが、それは断った。 それは何も当事私たちが微妙な間柄だったからだけではない。 彼を通じれば、富山に一度くらい戻れるかもと私も期待したのだ。 だが、朋与が眞一郎と別れた理由を聞いて幻滅した。 普通、昔の女を忘れないことでいざこざがあるものだが、 2人が別れた理由は彼女の留守に比呂美の荷物を全部焼き捨てたから、だったという。 思うところがあったんだろうが、それには憤慨した。 誰にも、朋与にさえいってないが、比呂美はみんなを守ってくれたのだ。 少なくとも、それを知っている私だけは仁義を通さねばならない。 そして、その比呂美にはやはり会ってないし、いま生きてるかさえ分からない。 兄さんを殺したのは彼女だ、なんて噂もあったらしい。 まぁ穿った見方をすれば一理あるわけだが。 品行方正な美少女の失踪なんてのは世間の喰いつきそうな事件だ。 ただ、多分湯谷とウェイランドが圧力を掛けたおかげ(?)で 早々に事件の火は消えたのが幸いだった。 一片の情報もなく、比呂美自身が天涯孤独となれば、世間はあっけなく忘れてしまう。 その風化の波は、真実を知ったはずの私でさえ例外ではなかった。 それでもときどきふっと思う。 この夜空の向う、あそこで輝く流れ星の光は比呂美なんじゃないかって。 そうして考えるのだ。 自分として生きようと闘った比呂美と、社会の一部として生きている眞一郎。 わたしはそのどちらにいるのか。 あのとき、彼らの立場にいたらどっちを選択したか。 しかし結局その思考も長続きせず、次の構想に入るころには全部忘れているのだった。 雲を突き抜けた比呂美に、何処からか温かいなにかが注がれる。 あたり一面が真っ白く輝いてくるのを、閉じた目の奥でも感じ、 ゆっくりと傍らに目を馳せると眩い閃光が向かってきた。 朝陽だ。 世界の反対からゆっくりとせり上がってくる大きな光の、 堂々とした輝きは、マシンが作り出した粒子火球とは比べ物にならない。 地平線に光が奔り、木々や建物が殻を破るように全容を表していく。 その陽光に降り積もった雪が反射して、 地面一帯が宝石を撒いたようにキラキラと煌いている。 戦いは終わった。 それを祝福するように天が彼女を照らす。 窮屈なプレデターのマスクを外して、胸に抱える。 「・・・綺麗・・・本当に・・・!」 心からうまれ出た言葉だった。 一生にこんな美しいものを、 こんな晴れやかな気持ちで見ることが2度あるだろうか。 全く生きるというのは分からない。 分からないからこそ、嗚呼、なんと素晴らしいのだ! いくつかの偶然から数奇な歯車に巻き込まれ、激動の運命を辿ることになった比呂美。 その物語は、ここで一端幕を閉じさせていただく。 なぜならば、彼女はこのとき死亡したとも、生きながらえたともいえるからだ。 プレデターたちが墜落したアームスーツを回収したとき、中には比呂美らしき少女がいた。 損傷を受けたアームスーツは、パイロットの果汁を絞るようにして その血をたっぷりと浴びた彼女を操縦者と誤認して救助したのだ。 しかしマシンは、比呂美の亡骸をその体内に残留していた寄生生物ともに修復してしまい、 復活した彼女はもはや、人間にも寄生生物にも納まるものでなかった。 その後の経緯については諸説あり、 地球に残って「TRUE TEARS carnage(大虐殺)」と名乗り裏世界で活躍したとも、 アルファ=ケンタウリ戦争で機械生命体軍と闘って散ったとも語られている。 最近の研究では、プレデターの惑星で雷轟丸の子を育てた人間の女性、 伝説の兄弟戦士、轟天号と翼丸の母親こそ比呂美ではないかというものもいる。 彼女は息子たちが成人したあとは地球に戻り、晩年は名高い女性作曲家とともに過ごしたらしい。 <おしまい> ってことで完結~!きゃーやっと終わったー! スレ住人のみなさん、こんなわけのわからないのの連載を許していただき、 本当にありがとうございます。 やはり未完はつらいので、やり遂げられて気分爽快です。 一応パロなんでネタ元を解説なりしますと、 強化外骨格は攻殻機動隊。 スペックはむしろ、アップルシードのギュゲスか、アイアンマンですが。 ヴェノムはスパイダーマンに出てくる敵役(悪役でないのが味噌)。 TRUE TEARSと呼んでいたのは、ヴェノムの亜種で最狂の悪、カーネイジ。 アルファ=ケンタウリはトランスフォーマーの惑星があるところ。 湯谷とウェイランドは、エイリアンに出てくるわるい会社です。 ただ、勝手にあちこち設定改変してます。 エピローグは漫画版ナウシカっぽくしました。 エンディング候補が、いろいろあったので全部かいちゃえ!ってノリで。 それと気を害した方がいたらしく、申し訳ない。 眞一郎は比呂美と対比させたかっただけで悪意はないっす。 朋与はやはり、朋与男さんへのオマージュというかなんというか・・・ 乃絵もプレデターに関わった以上、富山にはいられないなと思ったので、 その後の富山を伝える橋渡しとして助かりました。 本編に出すと悲惨な目に遭わせたくなるので、出さないでよかった(しみじみ)。 ,. - 、 〈〉 彡`壬ミ || このAA使うのも久しぶりだなぁ 用ノ哭ヾ二=G <いつも槍の先端がズレるんだけどね 〈_〉〉=={ || じゃあ長い間お世話になりました {{{.《_甘.》 || サヨナラ サヨナラ サヨ ナラ カルル・・・ {_} {_} || ム' ム